【検査項目解説!】pH値について

7.pH値(基準値:5.8~8.6)

 

pH値は、酸性・アルカリ性を示す数値で、0~14までの数字で表されます。中性はpH7であり、値が低いほど酸性、高いほどアルカリ性になります。水道水のpH値は、外部からの影響がない限り通常は中性付近で安定しています。

 

しかし、汚水の混入、藻類の多量発生、種々の薬品や塩素の注入量、器材の影響などにより敏感に変化します。酸性に大きく傾くと配管などの腐食の原因となり、アルカリ性に大きく傾くと消毒効果の低下をもたらします。