水質16項目について

16項目の水質検査は、以前取り上げた11項目の検査に、「鉛、亜鉛、鉄、銅、蒸発残留物」の5項目を加えた検査です。

鉄、鉛、銅、亜鉛は給水管に使用されており、使用されている給水管の状態によっては水道水中に溶け出すことがあります。水道水中に浸出した成分の濃度により、着色のため使用時に影響が出たり、健康に影響が出たりする恐れがあります。

こういった理由から、基準値内の濃度かどうかを定期的な水質検査で確認することになっています。

このような方から、16項目の水質検査のご依頼をいただいております。

○貯水槽清掃業者様
貯水槽清掃後に飲料水として水道法水質基準に適合しているかどうかの確認や、配管の老朽化を知るための目安として検査のご依頼をいただいています。

○ビル・マンション、ホテルなどの施設管理会社様
建築物における衛生的環境の確保に関する法律(ビル管法)に則ったビルやマンション、ホテル、商業施設などの飲用水の水質維持および水質管理の為の定期検査としてご依頼をいただいています。