一般細菌が基準値を超えた場合の対策とは?

一般細菌が基準値を超えた場合の対策とは?

まずは、一般細菌が基準値を超えて検出された場合は、水が汚染されている恐れがあるため、飲用への使用を中止し、原因を調査してください。

特に、ビルやマンション、床面積が3,000平方メートル以上の特定建築物に該当する建物(学校の場合は、8,000平方メートル以上)は、居住者の方や施設の利用者に大きな影響が出ることがありますので、早急な対応が必要となります。

続いて以下の対策を講じてみてください。

 

<水道水の場合>

・貯水槽の清掃を実施する

・残留塩素濃度を0.1 mg/L以上に保持する

・貯湯温度を60度以上、給湯栓から55度以上の湯が出るようにする(給湯水の場合)

 

<井戸水の場合>

・飲用として使用している場合は、煮沸をしてから飲む

・消毒していない場合は、塩素滅菌装置を取り付ける

 装置を取り付けている場合は、正常に稼動しているかと消毒剤の残量を確認する

・浅井戸は周囲の影響を受けやすいため、雨水や汚水が入らないような対策をする

 

上記のような対策をした後、水質検査を再度行い、水質に異常がないことを確認することを忘れないようにして下さい。