水による青色の汚れについて

お風呂場のタイルや台所などの水まわり、やかんや加湿器など、水を使用する場所・物に青やピンク、白色の汚れをみつけたことはありませんか?

 

そんな汚れの原因と予防策をについて解説していきます!

 

◆青色の汚れ

お風呂の浴槽やタイル、洗面器、洗面台、タオルなどの青色の汚れは、銅石鹸によるものです。

銅石鹸とは、銅イオン脂肪酸が反応して作られるもので、人体への影響は特にありません。

 

銅イオンは、給湯器や配管に使用されている銅が由来で、水を使用するごとにわずかな量の銅イオンが溶出し、給湯器が新しいほど多く溶出する傾向にあります。

 

また、脂肪酸は石鹸カスや皮脂汚れに含まれています。

銅イオンと脂肪酸が反応することで銅石鹸となり、更に空気に含まれている炭酸ガス(二酸化炭素)と反応することで青い汚れとなって現れます。

 

 

【予防策】

脂肪酸を含んでいる石鹸や湯垢をしっかり洗い流し、常に清潔にしておくことで予防することができます。

 

もし青い汚れがついてしまったら、市販のアルカリ性の洗剤や、台所の油汚れ用洗剤を使ってスポンジでこするときれいに落とすことができます。