東京都内マンションの管理人様より、「台風の際に1階エントランスの自動扉前で漏水がひどく、1日で約2Lもの水が漏れています。漏水の原因が水道水なのか、生活排水なのか、あるいは雨水なのかを切り分けるための水質検査をお願いしたいと考えています」と、漏水検査のご相談をいただきました。
エントランスという場所柄、雨水の可能性も考えられましたが、晴天時にも漏水が確認されていたため、通常漏水分析で行う検査項目に上水(水道水)ならではの特徴を示す「硬度」と「遊離残留塩素」を追加した検査項目をご提案し、分析を実施しました。
分析の結果、以下の理由から漏水は「上水(水道水)」であると推定されました。
これらの結果を総合的に判断し、漏水の水は上水(水道水)である可能性が高いという結論に至りました。
分析結果をご報告後、管理人様は上水系統の配管に絞って調査を実施。工事会社様が壁や天井を開けて確認したところ、上水配管の一部に劣化・破損が見つかりました。管理人様からは、「漏水箇所を特定することができました。ありがとうございます。」とのお言葉をいただき、当社の分析が原因究明と修繕の迅速化に貢献できたことを実感しています。
漏水の原因が不明な場合でも、水質検査と分析によって水の種類を特定することで、調査対象の配管系統を絞ることが可能になります。これにより、不要な工事を避け、調査・修繕のコストや期間の削減に繋がるメリットがあります。
当社では今後も、環境・水質分析の専門技術を活かし、お客様の課題解決に貢献してまいります。