水質検査 その他項目について ~ジェオスミン、2...

14.ジェオスミン (基準値:0.00001 mg/L 以下であること)

15.2-メチルイソボルネオール (基準値:0.00001 mg/L 以下であること)

 

ジェオスミンや2-メチルイソボルネオールは、水道水源におけるかび臭問題の原因物質の一つです。水源中でのかび臭の発生は、水温やpH値、栄養塩類濃度によって様々ではあるため、発生条件を限定することはできません。

 

かび臭を発生させる藍藻類への対策としては、植物性プランクトンの増殖を未然に抑制する方法が行われています。処理薬剤としては、安価でかつ少量で効果を示し、人などに対して無害である硫酸銅や塩素、塩化銅が用いられています。