【検査項目解説!】塩化物イオンについて

5.塩化物イオン(基準値:200 mg/L以下)

水中に溶けている塩化物の量を示したものです。海水中の塩分と同様のものであり、塩素消毒により生じる残留塩素とは異なります

 

塩化物イオンは、海が近い場合やし尿が混入した場合に高濃度に検出されることがあります。突然、高濃度になった場合は特に注意が必要です。250 mg/L以上になると味に影響が出るとされ、2500 mg/L以上の水を過剰に摂取すると高血圧を引き起こすと言われています。